tashkent city park

タシケントシティパーク(Tashkent City Park)は、ウズベキスタンの首都タシケント市のほぼ中央に2019年10月正式オープンした公園です。

東京ドーム約4個分という広い敷地に4,500本以上の木や芝生が植えられた緑豊かな公園で、グランドやバスケットコートのほかレストランやカフェ、プラネタリウムや博物館なども併設されています。

昼は憩いの場として穏やかな雰囲気のタシケントシティパークですが、夜になるとイルミネーションが光り輝き雰囲気が一変します。

ウズベキスタンにいるとは思えないほどきらびやかな演出で、中でも光と音楽に合わせて打ち放たれる噴水ショーは必見です。

タシケントシティパークの入場料と営業時間

タシケントシティパーク入場ゲート

・営業時間:10時~22時

・タシケントシティパークの公園内への入場は有料になります。

大人 10,000スム(約100円)
子供 5,000スム(約50円)
車(搭乗者込み) 20,000スム(約200円)

注意

2021年5月現在の情報になります。2020年末から2021年1月10までのホリデーシーズンのみ有料というところから3月末まで延長になり、現在に至っても入場料が徴収されているという経緯があります。今後廃止される可能性もありますが、いまのところは有料対応になっています。

タシケントシティパークの場所と行き方


タシケントシティパークはタシケント市のほぼ中央に位置しているので、市内からは地下鉄が便利です。
  • Alisher Navoi(アリッシャーナヴォイ駅)
  • Пахтакор(パフタコール駅)
  • Uzbekiston(ウズベキスタン駅)
  • Bunyodkor(ブニョドコル駅)

各駅から徒歩圏内ですが、中でもアリッシャーナヴォイ駅を利用するのがおすすめ。タシケントの地下鉄は、それぞれの駅のデザインが異なっていることで有名で、最も豪華絢爛な装飾を施されているのがアリッシャーナヴォイ駅です。可能なら、行きと帰りで違う駅を利用すると楽しみも倍増です。

大迫力の光と音楽の噴水ショー

噴水ショー

公園内にある大きな人工池には200mにわたる噴水が設置されていて、辺りが暗くなると光と音楽で楽しむ噴水ショーが始まります。

噴水ショー

噴水の背後にそびえ建つヒルトンホテルも噴水ショーの音楽に合わせて光で外観を変えていきます。

噴水ショー

噴水は最大80メートルの高さまで噴射され、巨大な水のカーテンを描きます。

噴水ショー

周囲のカフェやレストラン、噴水ショーのために造られた450席の円形劇場からならゆっくり座ってショーを楽しむことができます。

噴水ショー

光と音楽の噴水ショーは暗くなってから始まり、1時間に1回くらいのペースで行われています。最終は21時ということなので、1日3~4回くらいはショータイムがあるため、1回は正面から、2回目はお茶しながらゆったりと別角度の噴水ショーを楽しむのもいいかもしれませんね。

タシケントプラネタリウム・フライングシアター

フライングシアター

プラネタリウムは3,000スム(約30円)でウズベキスタンの満天の星空をゆったりと楽しめます。

フライングシアターというのはディズニーランドのスターツアーズを思い浮かべてもらうとわかりやすいと思いますが、3D映像とともに座席が動いたりしてよりリアルな体験ができるというものです。しかし、フライングシアターが違うのは、シートが吊り上げられ飛んでいるかのような体験ができるというところ。4,000スム(約40円)でスリリングな空の旅が体験できます。

蝋人形博物館

マダムタッソーさながらの蝋人形博物館があります。入場料は20,000スム(約200円)。

精巧に作られた蝋人形で、プーチン大統領やトランプ大統領、マリリンモンロー、ターミネーター、ブルースウィルス、パイレーツ・オブ・カリビアンのジャックスパロウ、珍しいところでFacebook創業者マーク・ザッカーバーグ、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツなどの人形と出会えます。

タシケント観光のクライマックスにぴったり

噴水ショー

タシケントシティパークのメインは、やはり光と音楽の噴水ショーなので夜に訪れるのがベストです。

昼はタシケントタワーやナボイ劇場といった有名観光地を訪れ、夕方くらいにタシケントシティパークに行って、のんびり散歩したりプラネタリウムやフライングシアターや蝋人形博物館などを楽しんだり、カフェでお茶でもしながら噴水ショーの時間を待って、最後に噴水ショーで締めるといったコースにすると充実したタシケント観光になりそうです。